「反原発デモ」カテゴリーアーカイブ

福島から 6 年かざぐるまデモ 2017 in Berlin-原発のない未来を!

2017年3月11日、福島第一原子力発電所の事故から6年目のこの日、私たちSayonara Nukes Berlinは、在独団体のAnti Atom BerlinNaturfreundeと共同で、今年もまた希望の象徴であるかざぐるまを手に、福島帰還政策の廃止や賠償金の継続を訴え、世界中の脱原発と自然エネルギーへの転換を求めてかざぐるまデモを行った。

ⒸTsukasa Yajima

集合時間を前にジャンダルメンマルクトでは、ベルリンに在住するアーティスト松崎大地さんのライブペインティングと小野史敬さんのパーカッションのパフォーマンスも。

 

NaturFreundeのウヴェ・ヒクシュ(Uwe Hiksch)さんによるはじまりの挨拶。ⒸTsukasa Yajima
福島第一原子力発電所事故被害者の武藤類子さんから欧州に寄せられた手紙で福島の近況を読み上げるSayonara Nukes Berlinの梶川ゆう。 ⒸTsukasa Yajima

この日のスピーチのいずれもが素晴らしいものであったので、その一部を和訳で紹介したい。

 

 

 

Ruiko Muto

福島第一原子力発電所事故被害者で三春町在住の武藤類子さんは、欧州に宛てて書かれた手紙の中で、福島県の原発事故は今も収束してはいないこと、事故のために人生を大きく変えられてしまった避難者たちが国と福島県の帰還政策によって住宅無償提供の打ち切りを強行されていること、刻一刻と避難指示が解除されていく地域には除染廃棄物が山積みされ、減容化のための焼却炉が作られていることなどを伝えた。

武藤類子さんのスピーチ和訳

ゴアレーベンからかざぐるまデモにかけつけてくれたElisabeth Hafner-Reckersさん             ⒸTsukasa Yajima

ゴアレーベンの市民グループ環境保護 Lüchow-Dannenbergの副理事長であるエリザベス・ハフナー・レッカース(Elisabeth Hafner-Reckers)さんは、私たちは福島の事故のもたらした出来事から警告を得て目を覚まし、起こりうる災難をどうしたらいいのか考えていくことができること、世界中のたくさんの人たちと一緒になって、エネルギーを産むほかの方法を取り、ライフクオリティーの高い(経済)成長を要求していくだけの心の準備のある現実主義者であると述べた。

Elisabeth Hafner-Reckers さんのスピーチ和訳

放射線テレックス(放射能、放射線および健康に関する 独立情報誌)発行者Thomas Derseeさん     ⒸTsukasa Yajima

放射線テレックスの発行者であるトーマス・デアゼー(Thomas Dersee)さんはたびたび訪れる福島で、事故後のがれきや除染などによって出る廃棄物の黒い袋が山積みになっている様子と、2016年6月末には日本の環境省が汚染土の再利用を許可しており、これらが道路や堤防作りなどの公共工事の基礎に使われることになってしまっていること、ドイツでも廃炉となった原発から解体されて出てくる放射性廃棄物のほとんどが、再利用されるか一般の家庭から出されるごみと一緒にゴミ捨て場に廃棄されていると話してくれた。

Thomas Derseeさんのスピーチ和訳

Greenpeace Energyの風力発電がかざぐるまのイメージにぴったりであると、昨年から私たちの活動を支援してくれている。広報担当のChristoph Raschさん    ⒸTsukasa Yajima

Greenpeace Energyの広報担当者であるクリストフ・ラシュ(Christoph Rasch)さんは、自然環境的にも、経済的にも、倫理的にも原子力発電にはもはや破綻が来ているにもかかわらず、我々の近隣諸国は原発ロビーのプレッシャーに屈服し、欧州諸国でまたも原発の新設が計画され欧州委員会によって許可が与えられることとなっている現実と、消費者として私たちが取り組むべきことを訴えた。

Christoph Raschさんのスピーチ

 

 

Mad World Danceとして風刺パフォーマンスを見せるベルリン在住のダンサーたち                                  ⒸTsukasa Yajima

デモ行進を終え、到着地のブランデンブルグ門前では、今年もダンサーで振付師である、BodypoetことKazuma Glen Motomura率いるMad World Dance が原発に物言えぬ市民たちをテーマに風刺パフォーマンスを見せてくれた。

 

今年も木内みどりさんから贈られた”福島を忘れないで”のバナーが思いを一つにベルリンの中心地を行進した。ⒸTsukasa Yajima

好天に恵まれるも参加者は例年より少なく、未だ収束されるには程遠い福島の事故への関心が薄れていくのを感じると同時に、私たちがこの活動に今後とも取り組んでいくことの大切さをあらためて考えさせられる年となった。

原発のない未来を求めて! ⒸTsukasa Yajima
ⒸTsukasa Yajima

この日のはじまりにライブペイントで描かれた松崎大地さんの作品を、経費とアーティストへの謝礼と引き換えに希望者にお譲りします。下記メールアドレスまで、どうぞお気軽にお問い合わせください。

sayonara-nukes-berlin[at]posteo.net

[]のatを@に変えてご送信ください。


報道:

“Für Zukunft ohne Atomanlagen!” – Sechs Jahre Fukushima: Demo gegen Atomkraft in Berlin | rbb Rundfunk Berlin-Brandenburg

Abendschau/ rbb Rundfunk Berlin-Brandenburg

Demonstration gegen Atomkraft in Berlin | evangelisch.de


Foto:

※Sayonara Nukes Berlinは、プロの写真家の方からイベント時の写真を提供していただいています。お写真を二次使用される際には、かならず撮影者にお問い合わせの上、キャプションにそれぞれの撮影者の名前をおつけください。

Tsukasa Yajima


動画:

Nobel & Frei

Mahnwache Kanzleramt


Blog:

5度目のデモ ~Kazaguruma Demo 2017~ : チーム名はファミリエ・ベア ~ハイジが記すクマ達との日々~

 

世界から原発をなくそう! かざぐるまデモ2016

今年で福島の事故から5年、チェルノブイリの事故からは30年という節目の年を迎えました。計画的に脱原発への道を歩みつつあるドイツの首都ベルリンで、去る3月19日希望の象徴であるかざぐるまを手に、事故の続く隣国の原発への不安についても訴え、”世界から原発をなくそう!” ”核エネルギーよりグリーンエネルギーを!”とベルリンの中心地で声をあげました。

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集合場所のポツダマープラッツ
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ベルリン滞在中の慶応大学の教授、小熊英二さん。前日はベルリンで監督のトークセッション付き「首相官邸の前で」の上映会がありました
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自作の川柳プラカードを手にするレイバーネットのメンバーらと、かざぐるまを配る姿が好評だったライプツィヒ大学東アジア学科の元教授小林敏明さん
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急な申し出にも関わらず快くトラックのOrdnerを引き受けてくれた参加者の2人

 

THE NUCLEAR WEDDING from Frank Döllinger on Vimeo.

おなじみMad World Dance の風刺劇”Nuclear Wedding”

 

昨年のかざぐるまデモで木内みどりさんからいただいた、経産省前テントひろばとおそろいの”福島を忘れるな”の横断幕を前に演説が始まりました。

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Aktion Tschernobyl-Kinder e.V. からイリーナさん。Irina Gruschewaja, Stiftungsgründerin „Kinder von Tschernobyl“
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SNBを代表して梶川ゆうさん

開始前にかざぐるまを配り、3月11日から4月26日にかけて開催中の Protestival 2016のパンフレットを紹介していたところ、旅行中の十代の若者の集団がかざぐるまを手に取り最終地点まで一緒にデモ行進するなど飛び入り参加が多数ありました。

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グリーンピースのソーラードラムス隊の元気な演奏に合わせてデモ行進がスタート。Sorar Drums von Greenpeace.
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青空が広がり、春の陽気に恵まれて、ピーク時にはおよそ700の黄色い風車がくるくるとよく回った
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集合のポツダマープラッツからフリードリヒストラッセを通り終点のブランデンブルク門へ向かう
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ドイツのデモは大きな道路を閉鎖して気持ちよく行進する
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先頭には警察車両が2台、警察官の皆さんも終始リラックスムードで私たちと一緒に歩きます。Danke!

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ベルリン在住のミュージシャンたち。上)Manami Nagahariさん、 下)Sub Human BrosYukata Sakamotoさん
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Bürgerinitiative Umweltschutz Lüchow-Dannenberg の理事マーティン・ドナートさんは廃棄/解体/核廃棄物委員会について。 Martin Donath, Vorstand Bürgerinitiative Umweltschutz Lüchow-Dannenberg zu Endlagerung/Rückbau/Atommüll-Kommission
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元原発技術者であるイギリス人のピーター・スミスさんからヒンクリーポイントについて。Peter Smith, ehemaliger Atomingenieur von Hinkely Point
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IPPNWから低放射線の影響について。Jonathan Lauryn, IPPNW zu Auswirkungen der Niedrigstrahlung
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Regina Schulze von Anti Atom Berlin zu Atomkraft
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最後まであたたかい日差しに恵まれたブランデンブルク門前

福島の事故は5年を経てもなお収束の兆しが見えていません。事故から30年を迎えたチェルノブイリ原発では、新たなシェルターで今からなんと100年もの間、事故を起こした4号機を石棺ごと封じ込めようとしています。

脱原発を望む市民の声を無視し、原発の再稼働に邁進する日本の現政権の狂気に対して、声を上げ続けることに疲れてしまうこともあるでしょう。しかし、例え小さくとも声をあげ続けることであなたの元にも仲間が集い、たちまち連帯の輪が広がるはずです。

みんなの声を合わせて、”世界から原発をなくそう!”

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報道 :

Abendschau / rbb Rundfunk Berlin-Brandenburg http://www.rbb-online.de/abendschau/archiv/20160319_1930/nachrichten_eins.html

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Foto :

※Sayonara Nukes Berlinでは、プロの写真家の方などからイベント時の写真を提供していただいています。お写真を二次使用される際には、かならずキャプションにそれぞれの撮影者の名前をおつけください。

Tsukasa Yajima

Uwe Hiksch

Marco Gerhardt

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Blog :

明日うらしま ベルリン脱原発かざぐるまデモ写真報告:Bilderbericht von KAZAGURUMA-Demo in Berlin 19.3.2016

レイバーネット 川柳プラカードが大人気!~ベルリンで「脱原発かざぐるまデモ」

ちきゅう座

ますだいっこうのあと@ベルリン  反原発かざぐるまデモ/『Uni*Form』

 

 

会津磐梯山リミックス2015

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2015年3月7日に脱原発を願い、ベルリンで行われたかざぐるまデモ「福島を忘れない」のために提供された14曲の会津磐梯山リミックスを無料ダウンロードアルバムとしてリリースしました。

https://sayonaranukesberlin.bandcamp.com/album/remix-for-fukushima

バラエティにとんだ新しい会津磐梯山をどうぞお楽しみください。
この場をかりて、私たちの活動に賛同の意を表し、無償で楽曲を制作・提供していただいたアーティストのみなさまへ厚く御礼申し上げます。

※著作権は楽曲提供者である各アーティストに帰属します。許可なく営利目的で使用することはご遠慮ください。

Sayonara Nukes Berlin

核のない未来へと希望をのせて「かざぐるまデモ」2015

3月7日、東京電力福島第1原発事故から4年が経つのを前にベルリンで反原発デモを行いました。
ドイツ人、日本人、韓国人、イスラエル人などベルリンに住む市民ら約700人が参加しました。
Anti-Atom-Berlin(アンチアトムベルリン)、NaturFreunde Berlin e.V(ナトゥアフロインデ)、ドイツの反原発、自然保護団体2団体との共催で行いました。

今回は「福島を忘れないで!」をテーマに、原発事故を風化させないこと、日本の原発再稼動・原発の海外輸出に反対するとともに、世界のすべての原発の早期廃炉と再生可能エネルギーへの転換を求めました。

核のない未来へとの希望をかざぐるまに象徴し、昨年に続き今年も「かざぐるまデモ」と名付けたデモ。前日まで雨が降っていましたが、見事に晴れ、かざぐるまが風を受け勢いよく回っていました。

©Tsukasa Yajima
©Tsukasa Yajima

Puppe’n Muckeのライブ演奏がはじまりの合図となり、ブランデンブルク門前に集まった人々の注目を浴びました。

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©Tsukasa Yajima

その後、ブランデンブルク門前を舞台にSayonara Nukes Berlinから梶川ゆうさんが開会のあいさつをし、「福島の原発事故はいつでもどこでも起こりえます。放射能まみれの地球を次世代に残してはいけません」と訴えました。

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©Tsukasa Yajima

かざぐるまデモ2015 梶川ゆうさんのあいさつ全文

Kazaguruma-demo2015 Rede von Yu Kajikawa in Deutsch

参加者は東日本大震災での犠牲者と世界中で放射能の被害に遭った人々に黙とうをしました。

福島県の民謡「会津磐梯山」に合わせてかんしょ踊りのレクチャーをした後、BodyPoetとTakushi&Friendsによるかんしょ踊りのダンスパフォーマンスが行われ、「Jetzt los!」(さぁ出発)の掛け声でデモが出発しました。
かんしょ踊りとは福島県会津地方に伝わる踊りで、他の反原発アクションシーンでも踊られています。

©Tsukasa Yajima
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©Tsukasa Yajima

アンチアトムの横断幕「FUKUSHIMA HIROSHIMA NAGASAKI ATOMTOD STOPP 福島 広島 長崎 被曝死ストップ」(ママ)、女優の木内みどりさんから届いた横断幕「DON’T FORGET FUKUSHIMA」を先頭にデモは進んでいきました。

©Tsukasa Yajima
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参加者は「会津磐梯山」のリミックス曲に合わせ、踊ったり、リズムにノったりしながらベルリンの中心街をデモ行進しました。

©Tsukasa Yajima
©Tsukasa Yajima

リミックス曲は公募し、ドイツ、フランス、イギリス、メキシコ、日本から15人のミュージシャン、DJからの応募がありました。そのうちの数曲をDJ SiSeNが演奏しました。

©Tsukasa Yajima
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ひょっとこ、おかめ、きつねのお面を被ったり、和装をしたり、法被を着たりして踊る様子は観光客や道行く人々の目を引いていました。

©Tsukasa Yajima
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最終地点Potsdamer Platz(ポツダマープラッツ)に到着後、日本で「のりこえねっと」(ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク)の共同代表をしている辛淑玉(シンスゴ)さんのあいさつがありました。

©Tsukasa Yajima
©Tsukasa Yajima

辛淑玉さんのあいさつ

Anti-Atom BerlinのBernd Lisekさんが閉会のあいさつをしました。
Kazaguruma-demo2015 Rede von Bernd Lisek

©Tsukasa Yajima
©Tsukasa Yajima

最後はPuppe’n Muckeのライブ演奏で締めくくりました。

デモに参加した保育士のカタリーナ・ヴァルケンティンさん(26)は「原発事故は健康被害や環境破壊をもたらします。原発ではなく再生可能エネルギーに転換すべき。子どもの未来のためにも原発はなくすべきです」と話していました。

わたし自身、2回目の参加となる「かざぐるまデモ」。集会が始まる前にワークショップで作ったかざぐるまを参加者や観光客に渡していると、ブランデンブルク門を見に来た日本人観光客が参加しますとかざぐるまを受け取ってくれたり、かざぐるまを受け取ったスペイン語圏の観光客が「一体何をしているの?」と聞いてきて、説明するとわたしたちの主旨に賛同してくれたりと昨年より事前にデモを知らなかった人たちが関心を寄せてくれたように感じました。ライブがあったり、音楽が流れていたという雰囲気が飛び入りのデモへの参加をしやすくしたのではないかと思います。残念ながら東京電力福島第1原発事故を知らない外国の方もおり、時間の経過とともに特に海外では関心が薄れていきがちになってしまうことですが、世界の問題として、日本のみなさんとも連帯し、続けていくことが大切だと改めて感じました。

©Tsukasa Yajima
©Tsukasa Yajima

 

ベルリン在住のドキュメンタリー映画監督アーチー・ドルダー(Archy Dolder)氏が制作してくださった日英独の字幕付きかざぐるまデモ2015年ドキュメンタリーフィルム。

CLOSED CAPTION VERSION/クローズドキャプション版

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報道先リンクまとめ

rbb(ベルリン・ブランデンブルク放送) http://www.rbb-online.de/abendschau/archiv/20150307_1930/nachrichten-eins.html

共同通信 http://www.47news.jp/CN/201503/CN2015030701000946.html

NHK ニュース http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150308/k10010007631000.html

新潟日報モア http://www.niigata-nippo.co.jp/world/world/20150307167478.html

京都新聞 http://www.kyoto-np.co.jp/international/article/20150307000153

北海道新聞 電子版 http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/international/international/1-0109153-s.html

西日本新聞 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/154346

佐賀新聞Live http://www.saga-s.co.jp/news/national/10209/163948

北國新聞(富山新聞社) http://www.hokkoku.co.jp/newspack/kokusai2015030701000946.html

千葉日報ウェブ http://www.chibanippo.co.jp/newspack/20150307/244604

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関連リンク

明日うらしま

みどりの1kWh

小林敏明教授の「ライプツィヒの街から35 ベルリン風車デモ 2015」 – OILife オイルライフ

FromBerlin

CO-OP NEWS

ちきゅう座
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写真アルバムリンク

Thorsten Strasas

Florian Boillot

ⒸB.Sauer-Diete/bsd-photo-archiv

Uwe Hiksch

PetShop Petshop

※写真の二次使用等それぞれの掲載元にご確認いただくなどご注意ください。

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映像リンク

原発事故から4年 ドイツで反原発デモ

Kazaguruma-Demo zum 4. Jahrestag von FUKUSHIMA| am 7.3.2015 in Berlin

Anti-Atom-Berlin – PM – Politische Demonstration und Kunstevent – die Kazaguruma-Demo in Berlin

※映像の二次使用等それぞれの掲載元にご確認いただくなどご注意ください。

第600回脱原発警告行動@ベルリン首相官邸前

7月24日、福島第一原発の事故以後、ベルリン市内にある首相官邸前で、ドイツの市民団体によって毎週欠かさず行われている脱原発警告活動が600回目を迎えた。たった1時間のMahnwache(立ち続けて警告する行為)だ。

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ご覧の通り首相官邸の正門前にも関わらず、警察官の姿はまったくない。

このところ、忙しく出歩くゆとりがない私ではあったが、「今いちど、わたしたちの国の現在の状況を考えてみてください。そして、日常生活のたった1時間で良いので、この警告活動にお集まりいただければと思います。」と呼びかけては、たった1時間どうにもならんわけであるまい!と人の輪に加わらせていただいた。雨脚が次第に強まり、思いのほか体を冷やしたが、途中で帰る者はひとりもなかったように思う。

終了後に、ドイツの市民団体の女性らから「来てくれてありがとう」と声をかけられ、思わず胸に熱いものを感じる。
―来てくれてありがとう―
私たちこそ、この警告活動を続けてくれてありがとう、だ。

Taz記事
http://www.taz.de/600-Mahnwache-fuer-Atomausstieg/!143072/

ご存じベルリン長期在住ジャーナリストの梶村さんによるブログ”明日うらしま”で詳しく記事をどうぞ。
http://tkajimura.blogspot.de/2014/07/600ste-antiatom-mahnwache-am-kanzleramt.html

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メンバーで行っている”フクシマ勉強会”の際に出会ったアーティストのFumico Azumaさんの凜とした姿も印象的。
環境問題をコンセプトに廃品や廃材、自然素材のみで作品を作ったり、ZUZUSHIMONKEYとして同様に廃材などを用いた楽器による実験音楽的パフォーマンスも行っている。先日行われたノイケルン48への出品をはじめ、今後のベルリンでも意欲的に活動される予定だそう。R

盛りだくさんのHPをぜひ。ZUZUSHII ART LABORATORY http://zuzushiiartlaboratory.com/

7月24日 第600回FUKUSHIMA Mahnwacheのお知らせ

フクシマの事故が起きてから、毎週月・木とずっと続けられてきたベルリンの首相府前の脱原発警告デモである1時間のMahnwacheが、7月24日で第600回目を迎えます。
(Mahnwacheというのは集まって立っているだけのデモの事で、ここでは一般的なデモ)

今いちど、わたしたちの国の現在の状況を考えてみてください。そして、日常生活のたった1時間で良いので、この警告活動にお集まりいただければと思います。R

日時:7月24日木曜日 18時ー19時首相官邸正門集合

梶村さんのブログでも、この活動が詳しく紹介されています。
「明日うらしま:ベルリンから脱原発エネルギー転換最新情報/書評・コラム・警告行動600回記念予告」
http://tkajimura.blogspot.de/2014/07/blog-post_17.html

2014年5月10日エネルギーシフトを救えデモ。

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5月10日、ベルリンで「エネルギー転換」を救うデモがあり、約12000人(主催者発表)が参加しました。このデモは水上デモからはじまりました。120槽のボート、カヌー、いかだがベルリン中央駅近くのフンボルト港から出発し、連邦議事堂、議員会館付近を流れるシュプレー川を行き来しました。

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ボートやカヌー、いかだには「ENERGIEWENDE JETZT!(今すぐエネルギー転換)」「Ökostrom-Ausbau(エコ電気の拡充を」「Fukushima ist überall. AKWs jetzt abschalten(フクシマはどこでも起きる、原発は今すぐやめよう)」 「Sonne und Wind statt Kohle und Atom(太陽と風が石炭と原子力の代わりになる)」など、原子力や石炭による発電ではなく、再生可能エネルギーへの転換を求める横断幕やプラカードがかかげられ、観光客、通行人に水上から訴えていました。

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メルケル首相とガブリエル・エネルギー相(SPD)に扮した人が「MIT UNS IN DEN UNTERGANG!(わたしたちと沈もう)」の文字を背景に握手をしたり、手を振ったりするパフォーマンスを見せるボートもありました。

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ふたりが棒を持ってボートを叩き壊すパフォーマンスも。今回のデモのテーマは「Energiewende nicht kentern lassen(エネルギー転換を沈ませるな)」ということなので、ふたりに任せていると船(エネルギー転換)が沈んでしまうと皮肉るものだったのです。

水上デモが終盤に近づくに連れ、橋の上に人が集まってきました。一人が「Atomkraft?(原子力)」と問いかけると「Nein!(いらない)」と参加者からの声が返ってきます。「Kohl?(石炭)」「Nein!」そして、「Energiewende?(エネルギー転換)」「Ja!(そうだ)」の声が。そのかけ声が出発の合図だったのか、橋の上にいっぱいになった人たちが今度は路上デモを開始。首相府、議員会館、連邦議会、ブランデンブルク門の前を通り、CDUの本部まで歩いていきました。一緒になって歩いていると、さまざまな団体が参加しているのがわかりました。そして、ニュルンベルク、ライプチヒ、ハンブルクなどドイツ各地から参加していました。

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国会議事堂前にて。

参加者はそれぞれの主催団体が用意したものや自分で作ったプラカードや旗、横断幕を持ちながら歩いていました。天然ガスについて「Biogas:Wir können immer(天然ガス:わたしたちはいつでもできる)」「Biogas:Wir Sichern Die Enegieversorgun(天然ガス:わたしたちはエネルギー供給を保証する」などと書かれたものも。「KEINE WINDFLAUTE(無風はない)」の旗はまさしく風になびいていました。マイクを通し、「みんなで力を合わせればできないことはない」と歌を歌うように何度か繰り返す若い女性の声が印象的でした。(文責Yuki)

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昨年11月のエネルギーシフトを救えデモでも見かけたプルトニウムの注射を持った死神。

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デモ行進後、会場をメルケル率いるドイツキリスト教民主同盟本部(CDU Bundesparteizentrale)前に移して。日本で言えば、自民党本部のほんとうに目の前で1万人規模のデモを行うという事。そして原発を廃炉と決めても、さらに温暖化に影響を与える石炭もやめろと声をあげる市民たち。何処か日本と違わないだろうか。ベルリンは世界の先進国の都会の中でも自然が多いと有名な都市である。そして全てとは云えないが、この国の人々は、日頃から本当によく環境や人間以外の生き物について考えている。

環境保護団体をはじめ緑の党や左派党の設ける各ブースも賑わった。最終地点に到着後、ビールを振る舞うトラックも。この日は、都合により子どもたちと一緒に最終地点のこちらの会場前から参加したのだが、子どもたちは、軽食をもらったり、ビーチボールや風車をもらって楽しんだ。

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この日はベルリン生まれの人気アーティストSEEEDがライブをするとあってか、中高生をはじめとする若者の姿がいつもに増して目立った。以前、ベルリン市内の高校で行った討論会にて、現地高校生らからこういう発言があった。「僕たちはよくFacebookやSMSで○○デモ行こうぜ、と誘い合うが、日本の高校生たちはどうだ?」その時、日本から来ていた高校生8人は互いに顔を見合わせ首を横に振ったが、この日の人気のアーティストの出演に関わらず、ここでは中高生も自発的に政治活動に関心を寄せて参加する。南ドイツで行われた大規模な高校生の立ち上げたデモもまだ記憶に新しい。

SEEEDがベルリンについて歌っているベルリン映像満載のPVで、ベルリンの景色をどうぞ。

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ついでと云ってはなんだが、メルケル首相の選挙のプラカードに悪戯する人続出。無論こうした行為は日本同様に罰せられるが、選挙のプラカードに悪戯されるのはこちらでは日常茶飯事。地区によっては落書きのないプラカートを探す方が難しいかもしれない。我が家の周辺でもCDUのプラカートには軒並み、悪戯が。こちらの微笑むメルケル首相のプラカートにある「Gemeinsam erfolgreich in Europa(ヨーロッパで一緒に成功)」を、「einsam erforgreich in Europa(ヨーロッパでひとりで成功)」なんて皮肉な言葉遊びも良く見かける。(文責R)

かざぐるま@金曜デモ!

日本に一時帰国した先日、国会議事堂周辺で続けられている金曜デモにと経産省前の脱原発テント村にかざぐるまを持って行ってきました。強い風に雨がちらつく悪天候の中、原発のない日本にするため、地道に声を上げ続けている人たちがいました。

そして、夕闇に静かにそびえる国会議事堂。2014-04-04 18.45.45

反対の声をひたすら「無反応」でかわして人々の気力が萎えて消えるのを待ち、不都合な真実を包み隠したり情報を操作して人々の不安や疑問を巧みにうやむやにさせる戦法を取っているような政府と原子力ムラ、民意を無視しつづけるこの国のリーダーたちを象徴しているように見えました。

福島原発事故が起きた直後、ドイツ全国で反原発運動がさらに広がり、これまで原発推進であった政府は、その政策を大転換させ、2022年までにすべての原発をなくすことを決定しました。原発がはらむ危険性は、高度な技術を持っても手に負えないことを福島の原発事故が証明したことも大きな理由ですが、高まる反対の声をドイツ政府に受け止めさせた市民の力も大きかったと思います。そして、それに対して政府がきちんとアクションを起こしたわけです。

国会議事堂や官邸前などいくつかの場所で展開されている金曜デモは、最近参加者が減少しているとのこと。

しかし、そこで断念せずNOと言い続けてほしいと、未来の大人の子どもたちの叫びが私には聞こえるようです。

もはや日本の問題だけではない日本の原発問題。

次なる世代に安全な未来を残すべく、NOと言い続けることが、今を生きる大人の責任だと思いませんか。

 

 

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Link: 原発いらない女たちのテントひろば http://fukusimatotomoni.blog.fc2.com/

「安倍首相に直接抗議したい方、全員集合!」

安倍首相に脱原発訴え=首脳会談場前でデモ-ベルリン【ベルリン時事】
安倍晋三首相とドイツのメルケル首相の首脳会談が行われたベルリンの首相府前で30日、会談時間に合わせ、市民や在留邦人ら約50人が安倍首相に脱原発を訴えるデモを行った。デモ隊は「安倍首相に抗議します」との横断幕を掲げ、「再稼働反対」「さよなら原発」とシュプレヒコールを上げた。参加した主婦ヘートウィヒ・ツォーベルさん(63)は「東京電力福島第1原発の事故が起きた日本で原発が再稼働されたら最悪」。タクシー運転手ベルント・ フリーベーゼさん(54)は「安倍首相に国民と子供を守れと言いたい」と話した。(2014/04/30-23:44)
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初夏の快晴に恵まれた首相府

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11時45分の集合に合わせ、集まり始めた市民ら。デュッセルドルフやフランクフルトからの参加者も。

4月30日、ベルリン市内の首相府で予定された日独首脳会談に合わせ、ベルリン女の会の主催でデモを行った。この日は原発の再稼働に反対する以外にも、日本の歴史認識などに対する異議を申し立てるプラカードもたいへん目立った。

平日の日中であるなど、SNBのメンバーはそれぞれ仕事や学業を持っており、“各自の日常を犠牲にすることのない脱原発運動”の活動方針を守るため、今回、デモの申請などを女の会の主催にお任せし、演説も行わず、告知活動の手伝いや当日の参加のみとした。人口は少なかったが、ドイツ人、韓国人の参加者が目立ち、今では安倍首相の言動が国内にとどまらないと云った関心の広まりを感じた。首相通過時の無線連絡を伝えてくれたり、プラカードを貼りつけるなど、現地の警察の惜しみない協力があった事も特筆すべきと思う。この模様やデモの詳細はコチラのブログ、明日うらしまでどうぞ。

現地メディアが伝える首脳会談、デモの模様。

  Japanisch-deutscher Gleichklang in Ukraine-Krise(DW・ドイッチェヴェレ)

デモの中盤、見知らぬ車椅子の若いドイツ人女性からSayonara Nukes Berlin宛の手紙を渡された。手紙には、風車デモの写真やかざぐるまの素材にもっと適した丈夫な紙のアイデアがあった。そして大使館前でのプロテストはとても大切な運動であるから、自分も参加するので毎月やって欲しい、などと書かれていた。握手をしようと右手を出して、彼女が左手しか自由が利かないと云う事にすぐに気付いた。心が震えると同時に、この日をほんの少し恥ずかしいと感じる気持ちが沸き起こった。この日のデモは、日本の事なのに、日本人が少なかったのだ。「仕方がない」と思うのは、私たち特有の言い訳なのであろうか。5月2日の朝日新聞デジタルにて、安倍首相は、集団的自衛権の行使容認を、憲法解釈変更の見解をまとめる「政府方針」に明記する方針を固め、これが内閣全体の了解を得ない、首相のみの独裁とも取れる見解であるとの記事を読んだ。刻一刻と、日本の情勢は深刻化する一方ではないのか。近い将来、日本が戦争に加担し、我が子を徴兵される時代がやってくることも、「仕方がない」ことなのだろうか。R

AbenoMix-1

Abenomics Nein Danke!
アベノミクスお断り!

Der Begriff ”アベノミクス=Abenomics” ist ein dummes
Wortspiel zusammengesetzt aus ”Abe” und ”economics” und bezeichnet die Wirtschaftspolitik des Premierministers Shinzo Abe.

余談であるが、安倍晋三首相とともにヨーロッパ入りされた昭恵夫人が、同日、ドイツのフェルトハイム村を視察したことを自身のFacebookページ上に投稿。
安倍昭恵さんが訪問した「フェルトハイム」ってどんなところ? 自然エネルギー100%自給の村(The Huffington Post)

Nuklear free future! @プラハ

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小生はこのサイトの(一応)管理人をやっておるものであります。

なのですが、実は、昨年秋より、ベルリンを一年間の予定で留守にして、現在はチェコ共和国はプラハに居を構えております。昨年のSayonara-Nukes-Berlinの立ち上げに参加して以来、なにかとその活動を間近でみてきたものですが、今現在は活動からはお暇をいただいております。なので、3月8日のデモの日はプラハより出れず、昨年とは比べ物にならない規模になった模様の風車デモの様子をネットでホゾを噛んでみていた次第でありました。

ところで、当地プラハもとい現在二つの原発6つの原子炉が稼働中チェコ共和国では、隣国ドイツのように、目立った反原発反対デモや集会もなく、あたかも3月11日はプラハにいる限りでは、それも、もはや過去のこととも受け取れるような雰囲気ではありましたが、それでも、当地のカレル大学の学生たちの中にも、なにかフラッシュモブ的な反原発アクションを、というグループがあり、先週の金曜日、彼らとその小さなアクションを敢行してきました。 続きを読む Nuklear free future! @プラハ